各駅に停車する東海道・山陽新幹線の「こだま」。
「新幹線のぞみやひかりより時間がかかってしまうけどこだまを利用するメリットはあるのかな」と考えてしまう方もいるのではないでしょうか。
皆さん!新幹線こだまにもいくつかメリットがあるんですよ。
新幹線こだまにおトクに乗る方法や割引切符があるのはご存じでしょうか?
利用するなら少しでもおトクにと思う方がほとんどですよね。
こだまの割引切符で一番格安なのは?超おトクに乗る方法を解説していきます。
目次
そもそも新幹線「こだま」には割引切符や格安チケットが多い!
新幹線こだまには割引切符や格安チケットが多いことをご存じでしょうか。
こだまをよく利用されている方は知っているかもしれませんが、初めて利用する方など知らない方も多いのでは?
実は私も知らないうちの1人でした。
新幹線のぞみに比べると時間がかかるため利用者が少ないためかもしれませんね。
様々な割引切符や格安チケットがありますが、それぞれ利用できる区間が違っていたり、方法にも注意点などがあるので安心して利用できるようにご案内していきますね。
新幹線「こだま」におトクに乗る方法まとめ!
新幹線こだまにおトクに乗る方法はどういったものがあるのでしょうか。
これからご紹介する方法は以下の通りです。
- 新幹線ホテルパック(往復+宿泊の場合)
- 東海道新幹線「ぷらっとこだま エコノミープラン」
- 山陽新幹線「バリ得」
- 山陽新幹線「こだま指定席きっぷ」
- EXこだまファミリー早特
- EXこだまグリーン早特
- EX予約・スマートEX
- 特急券
- 新幹線回数券
- 金券ショップで購入可能なチケット
聞いたことがあったり、実際に利用された方もいるでしょう。
上記10項目について少しでも安く乗るための方法を解説していきますね。
新幹線ホテルパック(往復+宿泊の場合)
新幹線ホテルパックとは、新幹線の往復チケットとホテル宿泊がセットになった商品です。
全国どこでも利用可能で、宿泊も考えている方は断然お得になるのでおススメですよ。
個人的にも新幹線ホテルパックを何度か利用したことがありますが、別々で取るよりお得になったのですごくありがたかったです。
往復の新幹線料金だけでも圧倒的に安くなり、しかも宿泊まで付いてくるので、別々で予約するのがもったいないと思いますよね。
個人的にもすごくおススメなのですし、日本旅行など様々な旅行会社がだしているのでぜひ検討してみてください。
調べたところ、どの旅行会社も値段的に大差はないようですが、日本旅行はJR西日本の子会社なので、全国ネットで常に安定した格安パックを提供しているようですよ。
東海道新幹線「ぷらっとこだま エコノミープラン」
JR東海ツアーズの商品「ぷらっとこだま エコノミープラン」をご存じでしょうか。
東海道新幹線の東京・品川・新横浜・静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪発の一部区間で利用が出来ますが、通常運賃料金より25%程度安くなります!
山陽新幹線区間における「こだま」の割引商品は、それを超える割引率なのですごいお得ですよね。
ちなみに前日までに特定のこだまで、JR東海ツアーズ店舗かウェブサイトで購入しないといけないのを忘れないように。
私の知人が知らずに駅のみどりの窓口に行ったら買えなかったと嘆いていたことがありましたので気をつけてくださいね。
あといくつか注意しておいてほしい点があります。
- 乗り遅れた場合は、チケットが無効
- 子供料金が高い
- 列車・座席変更が不可
- JR東海の改札口しか使用不可
- 東京都区内・名古屋・大阪市内の在来線には乗車不可
上記注意点に気をつけてぜひ利用してみてください。
山陽新幹線「バリ得」
山陽新幹線の新大阪・新神戸・西明石・姫路~小倉・博多で利用できるのが「バリ得こだま」です。
とにかく安く通常よりも最大50%程度安くなるもので、新大阪ー博多がなんと8,600円などで利用できるんです。
前日までの購入が出来るので、急遽決まった時など助かりますよね。
私も利用したことがあるのですが、特定のひかりのグリーン車にプラス1,000円追加することで乗ることが出来ちゃうんですよ。
お得じゃないですか!?
しかし、数点注意点があるので覚えておきましょう。
- 変更不可のため変更する場合は再度購入
- キャンセル料が10日前から必要
- 乗り遅れるとキャンセル扱い
- 繁忙期は料金があがる
これらに気をつけて利用するとお得に利用できるのではないでしょうか。
山陽新幹線「こだま指定席きっぷ」
山陽新幹線の格安チケットで、新大阪・新神戸ー岡山・広島などに設定されているのがこだま指定席きっぷです。
こちらは、片道の「乗車券+指定席特急券」がセットになっています。
条件として2人以上の同時利用があり、前日までの販売なので覚えておきましょう。
私の知人で一緒に利用する人が体調不良で知人1人で利用しようとしたとき、2名以上が同一行程で旅行することが条件に引っ掛かり利用できなかったということがあったようです。
割引率は約35%ー45%で、子供は一律1,500円なのでとってもお得ですよね。
販売方法としては、JR西日本の無料登録の「J-WESTネット会員」になる必要があり、登録後予約サイトe5489で購入します。
注意点として、乗り遅れた場合は無効・予約後の変更は不可なので気をつけましょうね。
EXこだまファミリー早特
東海道・山陽新幹線のインターネット予約サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」をご存じでしょうか。
私も何度かこのサービスを利用したことがありました。
EXこだまファミリー早特は、会員専用の割引です。
ちなみにエクスプレス予約は有料ですが、スマートEXはクレジットカードを持っていれば、誰でも無料で会員になれますよ。
ちなみに私は無料の方です。
覚えてほしいのは、2人以上の3日前までの予約で、通常運賃料金より大幅にお得に利用できるんですよ。
EXこだまグリーン早特
こちらも「エクスプレス予約」「スマートEX」の会員専用の割引になっています。
名前の通り、3日前までの予約で、通常のグリーン車料金より大幅に安くなります。
私の知人が言っていたのですが、こだまの普通車の定価よりも安くなることもあるようですよ。
特に、東京~名古屋や大阪といった長距離では格安ですし1人でも利用できるのでこの区間を利用される予定の方は使われてみてはいかがでしょうか。
EX予約・スマートEX
EX(エクスプレス)予約・スマートEX専用の列車・区間・席数限定の東海道新幹線チケットレスサービスをご存じでしょうか。
乗車券また特急券の効力が一体となっているんですよ。
3日前までに予約・購入すれば、こだま限定でグリーン車をお得に利用できます。
ちなみに 乗車日の1ヶ月前から3日前までの発売です。
また、スマートEXは一律200円の割引、EX予約は長距離になるほど割引率が高くなるので自分はどちらになるか確認して利用しましょう。
e特急券
こちらは、有料会員制のインターネット予約サービス「エクスプレス予約」から出ているチケットです。
この会員専用の標準的な割引チケットが「e特急券」です。
割引価格のe特急券と通常運賃の乗車券をセットで使うことで、あわせて通常・運賃料金より7%程度安くなるんですよ。
「そのくらいの割引率なのか」と思う方もいるかもしれませんが、新幹線から在来線に乗り継ぐ場合は、「e特急券」を利用した方が安くなるケースが多いです。
注意点としては、駅の窓口などでは購入不可ですが、乗車当日の予約でも購入可能です。
もちろん有料会員以外は使えません。
新幹線回数券
最近は販売区間が縮小されたので知らない方もいるのではないでしょうか。
東京ー熱海・静岡・浜松などの東海道新幹線の主要駅までのみの設定となっており、自由席回数券のみです。
ちなみに金券ショップで購入できます。
店舗により価格に違いがありますが、5〜7%程度安くなるようです。
またチケットが手元にあれば、当日予約なしでも乗車できるので助かりますよね。
基本的には6枚つづりなので、3人で往復利用する場合は、駅の窓口で購入すればもっと安くなりますよ。
注意してほしいのが、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの使えない時期があるので気をつけてくださいね。
金券ショップで購入可能なチケット
金券ショップでも新幹線格安チケットを購入することが出来ます。
見たことがある方もいるのではないでしょうか。
通常より料金はもちろん安くなりますが、ほとんどが回数券のようです。
注意点があり、回数券の有効期限は3カ月で、ゴールデンウイークや年末年・お盆などは利用不可なので気をつけましょう。
もちろん、返品や交換も不可です。
こだまの割引切符で一番格安なのはどれ?
先ほど沢山のおトクに乗る方法をご紹介したと思います。
「実際に新幹線こだまを利用する時割引切符で一番安いのはどれなの?」「沢山あるから悩む」と思った方もいますよね。
個人的にも利用する時「沢山あるけど自分にとってはどれが一番いいの!」と考えると思います。
以下の3点に着目してみます。
- 1人でこだまに乗る場合
- 宿泊付きの場合
- その他
ぜひ皆さんも購入する前に確認してから利用してみてください。
①1人でこだまに乗る場合
ご覧の通り、多くの割引切符や格安チケットがありますが、「ぷらっとこだま」「バリ得」の2つで、大幅割引ならこれを狙うのが基本でしょう。
個人的にも1人で利用するならこの2つで考えると思います。
しかし、ご説明した通り注意点もあるので、それらのことも考えて利用してみてくださいね。
ゆったり旅を楽しみたいなら比較的こだまはグリーン車が空いているので、ぷらっとこだまグリーン車プランを狙うのもありかもしれません。
②宿泊付きの場合
宿泊付きの場合は、先ほどもご紹介しましたが、断然新幹線ホテルパックがおススメです。
私も何度も利用したことがありますが、別々に取るより本当にお得なんですよ。
ホテルも新幹線の時間も多くの中から選べるので、個人の感想としては不便はなかったですしね。
③その他
ご覧の通り、こだまは割引切符や格安チケットが豊富ですが、個人個人でどれが1番お得かは変わってくるはずです。
ご自身の日程や条件に当てはめながら、お得に新幹線を利用できるのがあるはずです。
ぜひ今回ご紹介した内容と照らし合わせてみて探してみてください。
こだまを利用するメリット・デメリットは?
皆さんも気になると思いますが、新幹線こだまを利用するメリット・デメリットはあるのでしょうか?
これに限らず、交通手段や何か購入する時などメリット・デメリットって大切ですよね。
私自身も何かを購入する時、特に買い慣れないものを購入する時は事前にメリット・デメリットを念入りに調べてしまいます。
新幹線こだまに乗るメリット・デメリットについてお話していきますね。
こだまに乗るメリット
なんといっても料金的なメリットが大きいです。
今回ご紹介した通り、新幹線ひかりやのぞみよりも安く乗れる方法が多いです。
近距離なら時間の大差もないですしね。
例を挙げると、名古屋~新大阪間は、のぞみだと約50分程ですが、こだまでも約60分程度なのであまり変わらないと思いませんか?
また、各駅停車のため新幹線ひかりやのぞみより空いていることが多く混雑期を除けば、座席確保の心配もないでしょう。
私の知人から新幹線ひかりやのぞみより自由席がこだまは多いので「空いていればゆったり座れたよー」って話も聞きました。
こだまに乗るデメリット
新幹線こだまを利用するデメリットはやはり各駅停車のため時間がかかってしまうことです。
例えば、東京ー名古屋ならのぞみは約1時間40分に対してこだまは約2時間50分もかかります。
また、各駅停車して新幹線ひかりやのぞみの通過を待つための時間もかかりますからね。
急いでる方や長時間乗っていることが厳しい方にとっては結構難点かもしれませんね。
その他に新幹線こだまは本数が少なく、東京ー新大阪の場合1時間に1本のみなんです。
あと、新幹線こだまは、東海道新幹線の東京ー新大阪間と、山陽新幹線の新大阪ー博多間は別の列車での運行なので直通で移動できないこともあるので注意してくださいね。
そうとは知らず利用した友人は乗り換えでバタついてしまったと言っていました。
皆さんも気をつけてください。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
新幹線こだまを利用するならぜひ少しでもお得に利用しようと思ったはずです。
記事をまとめると次の通りです。
- 割引切符や格安チケットが多い
- 移動時間がかかるが料金的なメリットがとても大きい
お得に楽しい旅が出来ることを願っています。
こだまの割引切符で一番格安なのは?超おトクに乗る方法を解説!をご覧いただきありがとうございます。