「新幹線の入口って車両に2つあるけど、どちらに並べばいいの?」
初めて利用する方やそこまで頻繁に利用しない人からすると迷われる方も多いのではないでしょうか。
「新幹線の座席番号は進行方向で変わるの?」
「のぞみの場合は?」
迷わず、自分の座席に近い入口からスムーズに乗車できたら嬉しいですよね。
新幹線の座席番号の規則をしっかり理解すれば、もう迷うことはありません!
新幹線の座席番号は進行方向で変わる?のぞみは?どっちの入口に並ぶか解説していきます。
目次
新幹線に乗るとき座席番号と進行方向の関係が分からない!
旅行や仕事での移動手段として、多くの方が利用している新幹線。
とても便利ですが、頻繁に利用しない人からするとわからないことも多いはずです。
よく耳にするのが、、、
「新幹線に乗るとき座席番号と進行方向の関係が分からない!」
私自身も何回も新幹線を利用したことがありますが、確かに覚えられないんですよね。(苦笑)
例えば、自分の座席から遠い方の入口から乗ってしまえば自分の席までずっと通路を歩くことになったり、逆から来る人とすれ違う可能性も、、、。
新幹線の座席番号と進行方向の関係を理解して利用すれば、よりスムーズに乗車できるはずですよね。
新幹線の座席番号と進行方向の関係で迷うとのSNSの声
新幹線に乗るとき、毎回座席番号が近いドアってわからない。
東京方面が号車も番号も大きいと覚えれば良いのだけれど、方向音痴は実際新幹線が入ってこないと進行方向がわからん時があるからなぁ・・・— やち (@yarakashiyachi) August 19, 2018
新幹線で座席番号と進行方向からどこの扉から入るのがいいのか判断できるマンになりたい
— 夏侑 (@Nayufs) September 28, 2017
新幹線の座席番号の列が何度乗ってもわからない。
上りは進行方向の前から20列〜1列?
下りは進行方向の前から1列〜20列?いつもよくわからん。
— クボ多ダテル (@KuboRaikkonen) March 12, 2015
SNS上でも新幹線の座席番号と進行方向の関係で迷う声が沢山挙がっています。
こんなにも迷っている人がいて個人的には「私だけじゃない」と安心してしまいましたが、、、。(笑)
何度乗ってもわからないという方が結構いるようですね。
確かに、新幹線の座席番号と進行方向の関係性を知っていなければ難しいでしょう。
座席番号と離れた乗車口からだと降りてくる人と混みあいますし、しっかり判断できるように理解できていたら困らないでしょうね。
新幹線の座席番号は進行方向で変わる?向きの法則とは?
新幹線のほとんどの車両は、1号車から最大16号車までありますよね。
どちらが前で後ろなのか迷って、座席と違う方向に並んでしまっていたら大変なことになりかねません。
新幹線には向きの法則があるのをご存知でしょうか。
下記の2点に注目しましょう。
上記のことをしっかり把握していれば、もう迷うことはないでしょう。
理解すれば簡単に覚えられますよ。
物覚えの悪い私でも大丈夫でしたので。(笑)
法則①東京駅を基準に考える!
1つ目の法則は、東京駅を基準に考えるということです。
旧国鉄時代から新幹線は原則として、東京駅を基準に西側が1号車という法則があるのをご存知でしょうか。
1872年に日本初の鉄道が新橋駅(現・汐留駅)から横浜駅(現・桜木町駅)で開通した時に、西に向かって先頭から順に1号車と号車番号をつけたのが始まりだと言われているようですね。
例えば東海道・山陽新幹線の場合は、東京を起点として、博多よりが1号車、最後尾の東京よりが16号車ということです。
一方、東北・上越・北陸新幹線などは上り東京方面の先頭車が1号車で、東京駅到着時に1号車の位置が東海道新幹線と同じになります。
法則②終点で折り返すので進行方向と座席番号は変わってしまう!
2つ目の法則は、終点で折り返すので進行方向と座席番号は変わってしまうということです。
新幹線は、終着駅で必ず折り返します。
つまり、上り、下りで先頭車両が逆になるということですね。
ちなみに、都市郊外と都市部を結ぶ鉄道では、「上り」「下り」の表現が用いられます。
都市間輸送の新幹線などは、原則として東京方面に向かう新幹線を「上り」としているようですね。
だから先頭車両と最後尾の車両は同じ形になっているんです。
個人的にもこれを知って「なるほどな~。だから同じ形なのか!」と思いました。
例えば、東京駅を出発した新大阪ゆきの下り列車の場合、1号車を先頭に出発し、新大阪で折り返して上りは16号車が先頭になります。
新幹線の清掃の様子をテレビで見たことがありませんか?
終着駅に到着すると、掃除すると同時に、座席もすべて回転させて前後の向きを変えていますよね。
それぞれの新幹線の向きは?のぞみはどっち?
現在日本には、ミニ新幹線と呼ばれるもの含めて10もの新幹線が走っています。
では、それぞれの新幹線の向きはどうなっているのか説明していきましょう。
各新幹線の向きについて事前に頭の中で整理しておけば、いざという時に困りません。
・北海道、東北、上越、北陸、秋田、山形新幹線
・九州新幹線、西九州新幹線
果たして、どの新幹線も同じなのでしょうか。
各新幹線について知っていれば、もう迷う必要はないでしょう。
また、利用者が多いのぞみはどっちなのか?
気になりますよね。
ぜひ記事を参考に役立ててみてくださいね。
①東海道、山陽新幹線
まず、東京駅から新大阪、博多方面が1号車です。
つまり下り列車の先頭が1号車、上り列車の先頭は16号車(8号車)になります。
座席番号についても新大阪、博多側が1番、東京駅側が20番になります。
例えば、東京から新大阪行き(下り)の座席番号が1Aだった場合は、進行方向に対して、前側の入口から乗車すればいいということです。
とにかく西が号車も座席番号も1号車、1番と番号が若い!と覚えましょう。
一番利用者が多い新幹線のぞみは、こういった法則になっているようですね。
②北海道、東北、上越、北陸、秋田、山形新幹線
北海道、東北、上越、北陸、秋田、山形新幹線の列車の場合は、東京駅側が1号車、上りの先頭が1号車になります。
つまり、東海道新幹線とは逆ってことですね。
座席番号も同様に東京駅側が常に上り下りともに1番になります。
つまり、東京からの下り方面行きは、進行方向の1番後ろから1番、2番と座席が振り分けられているんですよ。
東京から東北方面(下り)を例に挙げると、座席番号が大きい数字の場合は、進行方向に対して前側の入り口から乗車すればいいでしょう。
③九州新幹線、西九州新幹線
九州新幹線は、鹿児島中央側が1号車です。
座席番号も同じ、鹿児島中央側です。
鹿児島中央側(西)が小さな数字の号車・座席番号と覚えましょう!
それを踏まえると、新大阪から鹿児島中央(下り)の場合、座席番号が1Aなど小さい数字の時は、進行方向に対して前側の入口から乗車すればいいということです。
上りの場合は、その逆というわけです。
新大阪から博多方面(下り)の場合も同じですので覚えておいてくださいね。
西九州新幹線(武雄温泉駅~長崎駅間)については、長崎側が1号車です。
つまり長崎方面に向かう下りの場合は、1号車が先頭、武雄温泉駅へ向かう上りの場合は、6号車が先頭です。
長崎側(西)が小さな数字の号車・座席番号ということですね!
したがって、長崎方面から武雄温泉駅へ上る場合、座席番号が2Aなど小さい数字のときは、進行方向に対して逆側(後ろ側)の入口から同じように乗車すればいいでしょう。
座席番号から前後どっちの入口に乗るかどうやって決める?
座席番号は、1号車側から順に1番~20番と番号が振られています。
新幹線の各車両のほとんどがドアが前後に2つあります。
どちらから乗るかとても重要です。
まず、ホームで自分の乗る号車がわかったら、隣の号車が小さい番号か、大きい番号かを確認しましょう。
例えば、新幹線のぞみ(東京方面上り)の場合、6号車2番A席に座りたい場合、進行方向に対して後ろ側の入口から乗車すればいいということです。
これらのことが分かれば、どっちの入口に並べばよいか判断できるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私自身も以前は迷って、毎回困り果てていました。(苦笑)
でも、しっかり理解しておくと、今後迷うことはありません。
記事をまとめると次の通りです。
- 新幹線には向きの法則は、東京駅を基準・終点で折り返すため進行方向と座席番号は変わる
- 東京駅を基準に西側が1号車という法則がある
- 新幹線は、上り、下りで先頭車両が逆になる
- 東海道、山陽新幹線(のぞみなど)は、西が号車も座席番号も1号車、1番と番号が若い
- 北海道、東北、上越、北陸、秋田、山形新幹線の列車の場合は、東京駅側が1号車、上りの先頭が1号車(座席番号も同様)
- 九州新幹線・西九州新幹線は、鹿児島中央側が1号車(座席番号も同様)
- 前後どっちの入口に乗るかは、隣の号車が小さい番号か、大きい番号かを確認
是非、記事を参考にして新幹線の旅を有意義にしてくださいね。
新幹線の座席番号は進行方向で変わる?のぞみは?どっちの入口に並ぶか解説!をご覧いただきありがとうございます。