車を持っていなくても運転免許証を持っていれば、いつでもレンタカーを利用できるのでありがたいですよね。
しかし、レンタカーに傷をつけてしまったときはどう対応すればいいのでしょうか。
「少し擦ってしまったけど目立たないし大丈夫かな?」「レンタカーを返却したけど傷ばれなかったけど問題ない??」など悩んだ方がいるのではないでしょうか。
レンタカーの修理代がいくら請求されるのか不安になり、誰しも黙っていたくなりますよね。
レンタカーの傷がばれなかった!後でばれたら罰金?正しい対応をご案内していきます。
目次
レンタカーにつけた小さな傷はばれる?ばれなかった人もいる?
「レンタカーにつけた小さな傷はバレるの?」「バレなかった人っているのかな」と傷をつけたり、発見した時に頭に思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。
実際のところどうなのでしょうか。
もしバレなかった場合はそれでいいのか。
個人的には、モヤモヤしてしまうので黙っている方がしんどくなりそうですが、、、。
皆さんはいかがでしょうか。
もし自分がその立場ならどうされますか。
正しい対処をしたいものですよね。
レンタカーにつけた傷がばれなかったとのSNSの声
でもごめんねみんなの笑顔より思い出なのは、高校の大先輩のお宅でぶつけたレンタカーの傷です。ばれなかったよ。 pic.twitter.com/7im91UEmYH
— こたけみほ (@kotakemi5) November 9, 2014
まなみとさやお見舞いあざす>_<♡おかゆめっちゃ美味い!風邪薬もまじ助かる!もう半分治ったわ(*^^*)レンタカーの傷もばれなかったし明日の制服ディズニーくそ楽しみ\(^o^)/ひゃっほーい笑
— Sho (@24k91) March 24, 2014
「レンタカーにつけた傷がばれなかった」と安心している声がSNS上でも沢山上がっていますね。
結構皆さん、借りたレンタカーに傷をつけてしまったという方がいらっしゃるようです。
レンタカー会社にバレなくて安心しているようですが、実際それは良いのでしょうか。
「後でバレてしまったら?」「本当にいいのかな?」と不安に思う人もいますよね。
私だったら黙っているのはモヤモヤするので同じようなことがあれば言ってしまうと思います。
レンタカーにつけた傷が後でバレたらどうなる?罰金?
レンタカーにつけた傷が後からバレたらどうなるのでしょうか?
「罰金があるのかな」「そもそもどういった場合があるの?」と思ってしまいますよね。
以下の件について注目していきます。
- 小さい傷が見逃されることはあるのか
- つけても許される傷があるのか
- つけたら許されない傷とは
- レンタカーにつけた傷が後でバレたら
この4点について詳しく解説していきたいと思います。
そもそも小さな傷が見逃されることはある?
そもそも「傷はバレれるの?」と思う方もいますよね。
結論から言うと、どんなに小さな傷でもプロの目はごまかせないのでバレます!
個人的に知らない間につけられた傷や擦ってしまった傷、走行中にできた傷など果たしてこういった傷は許されないのか気になってしまいました。
調べてみると、レンタカー会社の方が「修理するほどではない」と判断した場合は、傷を見逃してくれることもあるそうです。
レンタカー会社の人も人間ですし誤って傷を見逃してしまうこともありますよね。
私がこんなことを言ったら「バレない可能性があるのでは?」と考えてしまう方もいると思いますが、それはハイリスクすぎるので気をつけてください。
つけても許される傷がある?
「つけても許される傷なんてないでしょ」と思うかもしれませんが、つけても許される傷は2種類あるんです。
1つ目は「もともとついていた傷」です。
レンタカーを利用する時には必ず相互確認を行いますが、その時にもともとあった傷は許容範囲内になります。
レンタカーの引き渡しの時は、傷があるのか確認することがとても重要になってくるのでしっかり確認しましょう!
ここで真剣に確認するのを怠ると、その傷は自身が付けた傷となって責任を問われてしまうのでとても大切ですよ。
2つ目は「通常運転でついてしまう傷」です。
走行中によくあるのが飛び石の被害です。
経験された方もいるのではないでしょうか。
前から飛んでくるものに対して対処するのは難しいのでどうすることもできません。
私の友人で、ドアノブを開けようとしたとき、爪がボディに触れてしまって傷をつけてしまったことがあるという経験も聞きました。
つけたら許されない傷とは?
皆さんも気になるつけたら許されない傷とはどういったものがあるのでしょうか。
それは、レンタル期間中についてしまったすべての傷です!
結構多いのが、乗り慣れていないレンタカーだと感覚をつかむまでに時間がかかり、傷をつけてしまうことが多いです。
私も乗り換えたばかりの乗り慣れない車だと角を曲がるときなど車幅の感覚をつかむのに慣れておらず擦ってしまった経験がありました。
自家用車だったのでよかったのですが、主人にすごくおこられちゃいましたけど。(苦笑)
こういった場合は、傷をつけた自覚があるので受け入れると思います。
しかし「不可抗力によってついてしまう傷」はどうでしょう。
例えば駐車場に停めて戻ってきたときに「傷ができていた」ケースです。
自分でつけた傷ではないから責任はないはずと考えてしまうかもしれませんが、「管理責任」となってレンタルした自身が責任を問われてしまうのです。
個人的には、防ぎようがないのにと凹んでしまいますよ。
もしもレンタカーにつけた傷が後でばれたら?
もしもレンタカーにつけた傷が後でバレてしまったらどうなるか気になりますよね。
今までの説明でお気づきかと思いますが、とてもリスクが高いです。
このリスクを考えると絶対傷をつけた場合は、レンタカー会社に自ら伝えましょう!
私も「高額請求されるのでは?」「怒られるよね」と不安なことばかり考えそうですが、後のリスクを考えた時は絶対伝えるべきだと学びました。
レンタカーにつけた傷がばれた時のリスクとは?
では、レンタカーにつけた傷がバレた時のリスクとは一体どういったことがあるのでしょうか。
大きく以下の2点です。
- 車両保険が適用されない
- 対物保険も適用されない
要は保険が適用されないんです!
これはリスクがかなり高いですよね。
個人的にも高額請求になってしまうのでこのことを考えると黙っておくのはよくないと改めて思います。
車両保険が適用されない!
まず上記の通り車両保険が適用されません。
適用条件として、警察とレンタカー会社への連絡が基本的に必要です。
レンタカー会社への報告を怠ると保険会社へ連絡がされないのでもちろん保険適用になりません。
また、事故発生が保険の適用条件のため、警察へ連絡をしないと事故扱いにならないからです。
皆さん、保険適用になるためにも警察とレンタカー会社への連絡は絶対ですよ!
うっかりでもこの連絡を怠ると、小さい傷でも数万、大きい傷だと数十万円の支払いをしないといけなくなるのでお忘れなく。
対物保険も適用されない!
例えば、ガードレールや何かを破損してしまった場合は、本来なら修理費用などは対物保険が適用されます。
しかし、この保険も警察とレンタカー会社への連絡を怠ると保険は適用されず、自己負担となってしまいます。
レンタカーの修理費に加えてガードレールなどの修理費もかかるのでかなりの金額になってしまい頭を抱えることに、、、。
また、この場合は保険も下りないことに加えて、「警察への連絡義務」違反になるので懲役や罰金がかかることも、、、。
レンタカーに傷をつけた際の正しい対応は?
レンタカーに傷をつけた際の正しい対応はどうしたらよいのでしょうか。
実際、傷をつけてしまうと焦りと不安で頭が回らないと思います。
そのため必ず以下のことを覚えておいてくださいね。
- レンタカー会社へ連絡
- 警察へ連絡
- 絶対に自分で修理しない
大切なのはこの3点!
正しい判断をするためにも正しい対処方法を詳しくご紹介します。
レンタカー店への連絡
まずは、レンタカー会社へ連絡します。
連絡をすることで、様々なアドバイスや今後どうすればいいのかの流れを説明してくれますし、別の車両の手配の相談もできます。
個人的には、傷をつけてしまったという焦った気持ちや不安を落ち着かせることが出来ると思いますよ。
レンタカー会社の指示にしたがって動きましょう。
警察への連絡
先ほどもご説明した通り保険は事故発生が適用条件です。
必ず警察へ連絡し「事故証明」をしてもらいましょう。
もし相手がいる場合の事故であれば、警察へ事故状況を説明することで、あとから相手に不利な発言をされる心配もないですよ。
自分自身のためにも警察への連絡はとても大切ですね。
絶対に自分で修理はしないこと!
「この傷なら自分で修理しようかな」「自分で傷を修理したらバレないかも」と思い浮かぶ方もいるかもしれませんが、自分で修理は絶対にしてはいけません。
忘れてはいけないのが「レンタカーは他人(レンタカー会社)の所有物です。
勝手に断りもなく修理をするのはいけません。
もしバレた場合は、通常より高額な修理費が請求される可能性があることを覚えておきましょう!
身に覚えがない傷を見つけたら?
レンタカーに傷をつけないことにこしたことはないですが、「この傷あったかな?」「知らないうちに傷がついているけど」と身に覚えがない傷を見つけたという状況に陥ることもあると思います。
私の知人も数人同じような状況になったことがあると言っていたので絶対に起こりえないとは限りません。
その場合、「もともとあった傷かどうか」を確認する必要があります。
レンタカーを借りる時「この傷はもとからあります」とレンタカー会社から説明があったかどうか思い出して、もし忘れていたり記憶にない場合は必ず確認してみてください。
基本的に「傷をつけた記憶がない」「私は知らない」は通用しません!
このようなことがならないためにも、前もって傷の有無を確認することがとても重要になってきます!
レンタカーに傷をつけてしまうかも…前もってできる対策は?
誰もが「レンタカーに傷をつけてしまうんじゃないか」と不安になりますよね。
個人的にも運転も自慢するほど上手くない上、心配性なのでそう感じてしまいます。
「そんな思いをしてまで借りるのは、、」と考えてしまう方もいるでしょうがご安心ください。
事前にできる対策があるのでぜひ参考にしてみてください。
以下の2点があげられます。
- 免責補償などの保険に入る
- 車両保険付きのレンタカー会社を選ぶ
こういった対策をすることで、万が一の時を防げるはずです。
①免責補償などの保険に入ること!
基本的にレンタカーの保険を使うときはいくらか自己負担をする必要があり、そのお金を免責金といいます。
免責補償は、その免責金を0円つまりタダにすることができる補償制度です。
免責補償は1日1,200円程度からあるので、不安な方や運転初心者などの自信がない方は安心を買うつもりで加入するといいでしょう。
もし長期レンタルの場合は、値段が上乗せされて高額になってしまうので、免責補償金が料金に含まれているレンタカー会社を利用することをおススメします。
②車両保険付きのレンタカー店を選ぶこと!
レンタカーの修理費用を補償してくれる保険のことを車両保険といいます。
もともとレンタカー保険に車両保険がついている場合もありますし、別途費用を支払って加入する場合もあります。
こちらも加入するのをおススメしますが、別途加入の場合は費用が1万円以上かかってしまうので、車両保険が含まれているレンタカー会社を選ぶようにしましょう!
個人的にも保険料の負担はありますが、安心のためにも強くこれからの保険に入ることをおススメしますね。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
安全運転を心掛けても起きてしまう可能性はあります。
バレて高額請求などのリスクを負わないためにも気づいた時点ですぐ連絡しましょうね!
記事をまとめると次の通りです。
- どんなに小さな傷でもプロの目はごまかせない
- 許される傷と許されない傷がある
- 車両保険・対物保険が適用されない
- レンタカー会社と警察へ連絡
- 自分で絶対修理しない
- 事前に傷の有無を確認する
安心してレンタカーを利用できますように。
レンタカーの傷がばれなかった!後でばれたら罰金?正しい対応とは?をご覧いただきありがとうございます。