ホテルに宿泊する際に、急に友人が来れることになったり、宿泊はしないけど近くに住んでいるから部屋に招きたいと思ったことある人も多いのではないでしょうか。
ホテルに申告した利用人数から人数追加した場合、ホテルにバレるのでしょうか？
またホテルに黙って人数追加してバレることになった場合、何かペナルティはあるのでしょうか？
こちらの記事ではこの疑問を徹底解明させていただきます。
目次
ホテルに無断で人数追加はバレる？バレない？
ホテルって一度鍵を受け取れば、フロントスタッフと顔を合わすこともほぼないですし、入口も複数あるところも多いからバレないと思いますよね？
ところが無断で人数追加した場合、たいていはホテルにバレてしまうことが多いのです。
理由としてはまず、監視カメラの設置台数が多いこと。
ホテルにはフロントや出入り口はもちろん、エレベーターや各フロアなどほぼ死角はないほどに監視カメラが設置されています。
またフロアごとに、一人滞在用のフロア、複数人数滞在用のフロアに分かれており、一人滞在用のフロアに複数人でいること自体怪しいな、と思われてしまうのです。
またシングルルームの部屋から複数人で騒いでしまったら、隣や向かいの部屋は不審に思ってフロントに電話してバレるなんてこともあります。
結論を言うと、だいたいの場合バレてしまいますので絶対にやめておきましょう。
ホテルのシングル部屋に2人泊まるのはダメ？バレる？
1人で予約しているシングルルームに黙って2人で泊まるのは絶対にNGです。
というのも、日本のホテルの場合、多くはルームチャージ（人数ではなく1部屋毎に料金を支払う）ではなく、人数ごとに宿泊料金が発生します。
黙って申告以上の人数で宿泊することは無銭飲食をしていることと同じになってしまうのです。
使う部屋は1部屋で変わらないからいいのでは？と思われるかもしれませんが、宿泊料金にはサービス料、光熱費、清掃料金などが含まれています。
もちろん1人で使うより2人で使う方が、光熱費や清掃料金がかかりますよね。
また前述のとおり、監視カメラや話声でシングルルームに複数名いることはすぐにホテルにバレてしまいます。
以上のことからシングルルームに2人で泊まることはNGです。
ただし、ホテルによっては追加料金を払えばOKという場合もありますので、人数を増やしたい場合はまずホテルに相談してみましょう。
ホテル宿泊者の人数を追加したい時はどうすればいい？
ホテルで人数を追加したい場合、決まった時点でホテルに相談してみましょう。
ホテルの空室状況にもよりますが、シングルルームからツインルームに変更してくれたり、追加料金を払ってエクストラベッドを用意してくれる場合もあります。
満室や二人用の設備がないなどの理由で断られてしまうかのせいもありますが、二人用の設備がない場合はもう一部屋予約を取れば部屋の行き来は容認してくれるケースがあります。
満室などの理由の場合は、残念ながらあきらめるしかありません。
ホテルの2人部屋に泊まらない友人を招くのはダメ？
宿泊しないからホテルに友人を招くというのはOKなのでしょうか？
結論として、多くのホテルでは宿泊者以外の部屋の入室はNGにしていることが多いです。
5分10分ぐらい少し話をしたいから、でもNGですので注意しましょう。
その理由について解説いたします。
そもそも宿泊者以外を部屋に出入りさせるのがアウト！
多くのホテルの場合、宿泊しない友人がホテルの部屋に入室することを規約で禁止している場合が多いです。
というのも、万が一何かトラブルがあった際にホテルが宿泊者と認識していない人物だと把握できませんし、そもそもホテルは宿泊者が快適に過ごせるようにサービスを行っておりますので、宿泊外の人の部屋の入室は想定していないのです。
そのため、宿泊しなくてもホテルの部屋に入室することはアウトになります。
なぜ宿泊者以外を部屋に入れてはいけないのか？
大きな理由としては2つあります。
一つ目はトラブル時の対応です。
万が一客室で盗難や、備品の破損が起きてしまった場合責任の所在が不明になってしまいます。
招いた友人が備品を破損してしまった場合、ホテル側としては宿泊していない謎の人物による破損になるので保険も効かず、氏名や住所も分からないため請求できないことになります。
その場合は、宿泊者に請求することになりますが、宿泊者としても自分が破損したわけではないという主張になりトラブル解決が難しくなります。
二つ目は火災への対応です。
そもそも一人用の部屋に二人以上の人数を入室させることは、消防法という法律に引っかかる行為になります。
また万が一火災が発生し避難誘導しようにも、ホテルの把握している人数と実際滞在している人数が異なるため、避難誘導に混乱が生じてしまいます。
以上の理由から宿泊者以外の人を部屋に入れることは絶対にやってはいけないのです
ホテルで友人等の宿泊者以外の人と会いたい時はどうする？
基本的にホテルは宿泊者のためのサービスですので、ホテルで宿泊者以外の人と会うのは難しいと考えたほうがよさそうです。
ただし、身体が不自由で介助や補助が必要な場合や送迎で荷物を運んでもらうときなど特別な事情がある場合はホテルに了承をもらえれば可能なことがあります。
そういった特別な事情はなくどうしても友人など宿泊者以外の人と会いたい場合は、ホテルのフロント付近にテーブルが用意されていることもあり、そこまでは入っても大丈夫なことが多いです。
とは言え、物の受け渡しなど時間がほとんどかからなくてもNGや、仕事の打ち合わせで数十分程度かかってもOKなどホテルの考え方次第で対応が異なります。
宿泊者以外の人がホテルにくる場合は、まずは状況やかかる時間などをホテルのフロントスタッフに相談してみましょう。
またホテル併設のカフェやレストランなどは宿泊者以外の人も利用できる場合が多いです。
そちらを利用するようにしましょう。
人数追加がホテルにバレるとどうなる？ブラックリスト入り？
人数追加をホテルに黙ってした場合、前述のとおり、バレることがほとんどです。
バレてしまうとまず注意されてしまうでしょう。
ホテルによって対応は異なりますが、注意の際に1人退室するように言われたり、追加料金を払うように言われます。
また一人退室に留まらず、宿泊契約を打ち切られて、すぐにチェックアウトする言われてしまうことがあります。
これはホテルの規約違反になるので、規約を破っている以上、拒否できないのです。
また今後の利用を断られたり、ホテルチェーン店の場合は、系列ホテルが利用できないなんて自体も起きるので注意しましょう。
なお、この指示に従わない場合は警察に通報される場合があります。
これらの行為はれっきとした犯罪になり、刑法の「詐欺罪」や「建造物侵入罪」に問われる可能性があります。
「バレなきゃいいや」「バレたら退室すればいいや」という甘い考えでは痛い目を見ますので、絶対にホテルに無断で人数追加は行わないようにしましょう。
まとめ
以上となります。
記事をまとめると下記のようになります。
- ホテルに無断で人数を追加する場合は、バレることがほとんど
- 人数追加したい場合は、ホテルに相談しよう
- 宿泊者以外の部屋の入室は宿泊させなくてもNG
- ホテルで友人を招くのは基本的にNG。併設のカフェやホテルを利用しよう
- 無断で入室させると即チェックアウトや今後の利用を禁止、警察へ通報される場合もある
以上となります。
快適なホテル滞在を送るためにも、ホテルの規約はしっかり守って過ごしましょう。