全国でも名湯として有名の城崎温泉。
兵庫県の北部エリアに位置していますが、全国から多くの幅広い年齢層の観光客が訪れ一年中賑わっています。
城崎温泉といえば、街中にある7つの外湯(共同浴場)をめぐるのが人気で有名ですよね。
「外湯めぐりって何?」「外湯めぐりのやり方は?」「ルールとかあるの?」と疑問に思ったり、悩む方も多いのではないでしょうか。
城崎温泉の外湯めぐりやり方は?効率の良い回り方やルールを解説していきます。
目次
城崎温泉の外湯めぐりとは?7つの温泉がある?
兵庫県の城崎温泉は、平安時代以前から知られる長い歴史を持ちます。
その城崎温泉で有名なのが、7つの外湯をめぐる湯めぐり。
この7つの温泉については後ほど詳しくご案内していきますね。
城崎温泉街を訪れた人はご存じだと思いますが、タオル片手に浴衣姿で街を歩く観光客を沢山見かけます。
個人的にも訪れたことがありますが、ノスタルジックな温泉街は歩いているだけでも風情たっぷりでどこか懐かしいような気持ちにさせてくれる魅力的なところです。
外湯めぐりの人気の秘訣は?
城崎温泉の特徴として、街の取り決めにより旅館の内湯の大きさに制限があります。
各旅館でも外湯を楽しんでもらうように案内しているそうです。
これを知った時、個人的に街全体が一丸となっている感じがして素敵だなと思いました。
また、街の端と端にある外湯は歩いても14分程のためコンパクトな温泉街というのも外湯巡りの人気の理由のようです。
個人的にもせっかくなら7つの外湯を制覇したいと思った時、遠すぎると癒されるより疲れてしまいそうなので嬉しいポイントだなと感じました。
コンパクトな温泉街ということもあり日帰りでも城崎温泉を楽しめるためより人気があるのでしょうね。
外湯めぐりにベストなシーズンは?
湯めぐりにベストなシーズンはいつかご存知でしょうか?
ずばり春と秋!
一般的には夏は、せっかくさっぱりしても次の温泉に行くまでにまた汗をかいてしまいます。
逆に冬は移動中の寒さや冷え切った体に熱いお湯がびりびり痛く感じてしまうこともありますよね。
気候はもちろん、上記の理由を考えると春と秋がおススメかもしれませんね。
その時期の自然の美しさ、特に紅葉シーズンは最高ですよね。
もちろん一年中湯めぐりは可能です。
また、人それぞれどのシーズンに温泉に入るのが好きという方もいるでしょう。
ちなみに私は冬の温泉も好きなんですよね。(笑)
冷え切った体が芯から温まる、温泉につかりながら見る雪景色といったら最高の一言です。(笑)
城崎温泉の外湯めぐりのマナーやルール・持ち物は?
城崎温泉の外湯めぐりは基本的に自由なので厳格なルールはないようです。
しかし、温泉は公共スペース!
利用者それぞれが入浴マナーを守ることでよりリラックスして温泉を堪能できるはずですよね。
一般的な温泉入浴時のマナーをいくつかご紹介しますのでぜひ今後の参考にしてみてください。
- 湯船に入る前にかけ湯をする
- 洗い場をキープしない
- タオルを湯船に入れない
- サウナに入る前は体を拭く
- よく体を拭いてから脱衣所へ
宿泊している場合と日帰りの場合での持ち物についてご紹介していきますね。
宿泊している場合は、旅館の客室にあるバスタオルやフェイスタオルを持っていきましょう。
ほとんどの旅館で下記のものを無料でレンタル出来ますよ。
- 浴衣
- 下駄
- 下駄用靴下
- 手提げ用籠
個人的にも風情ある城崎温泉街を浴衣で歩くのは、より一層日ごろの日常生活を忘れられて最高ですよ。
日帰りで来る場合は、必ずバスタオルやフェイスタオルを持参しましょう。
ちなみに忘れた場合でも、外湯の温泉施設では、バスタオルの有料レンタルやフェイスタオルの販売も行っているようです。
城崎温泉の外湯めぐりの料金やチケットは?
通常外湯に入る場合は、大人の場合は800円かかります。
また、2023年7月1日より「さとの湯」のみ大人900円・小人450円になり他の温泉施設と異なる料金になりました。
しかし、施設ごとに入湯料を払うととても割高!
そんな時におススメなのが、「ゆめぱ」という外湯めぐり用のチケットです。
ほとんどの旅館の宿泊プランにはこのチケットが含まれているようです。
外湯めぐりの施設にチェックイン機があるので、チケットに記載されているQRコードをかざすと受付が完了するのでとっても便利なんですよ。
日帰りの場合も、別々で支払うより外湯めぐり用チケット「ゆめぱ」を購入しましょう。
7つの温泉施設のいずれかの窓口で購入可能です。
ちなみに、大人1,500円、小人750円です。
より詳しい「ゆめぱ」購入方法は以下の記事で解説しているのでご確認ください。
>>城崎温泉ゆめぱの購入方法は?外湯めぐりチケットの購入場所や割引まとめ!
城崎温泉の外湯めぐりのやり方~7つの温泉紹介~
城崎温泉の外湯めぐりのやり方や7つの温泉をご紹介していきますね。
この7つの外湯は、それぞれ特徴があるのできっとあなたのお気に入りも見つけられるはず!
ちなみに以下の7つの温泉です。
- 御所の湯
- 鴻の湯
- さとの湯
- 一の湯
- まんだら湯
- 地蔵湯
- 柳湯
個人的には、鴻の湯がお気に入りの1つです。
特に冬の雪の季節の手入れの行き届いた庭園露天風呂は風情が最高なんですよね。(笑)
皆さんにも一度はその絶景を見て頂きたいですし、鴻の湯の温泉を訪れてほしいですね。
①御所の湯(火伏防災/良縁成就/美人の湯)
一つ目は、火伏防災・良縁成就、 美人の湯と呼ばれる御所の湯です。
城崎温泉で一番大きい温泉で、2020年にリニューアルオープンして一層綺麗になったようです。
天井が高く内風呂と露天風呂が一体になったような開放的なつくりが魅力的ですよ。
個人的には、建物入口の重々しい門構えが特徴的で印象に残っています。
また「恋愛成就の湯」とも言われているようで、若い女性に人気があるそう!
確かに、これを目当てに訪れたと私の友人が言っていたことがありました!
成就したのかはわかりませんが。(笑)
定休日:木曜日
料金:大人800円/小人400円
②鴻の湯(夫婦円満/不老長寿/しあわせを招く湯)
二つ目は、夫婦円満・不老長寿、しあわせを招く湯と呼ばれる鴻の湯です。
昔、足を怪我したコウノトリが傷を癒していた場所をよく見ると、温泉が湧きだしたこれが「鴻の湯」です。
ちなみに、建物の外には幸せの象徴コウノトリの像が置いてあるんですよ。
ちなみにその像と一緒に記念撮影をしたのが私です。(笑)
先ほどもお伝えしましたが、ここの庭園が絶景なんですよ。
温泉で身も心もゆっくりしながら風情ある景色を眺める、、、最高ですよ!
鴻の湯の近くには温泉卵をつくれる場所もあるのでぜひ行ってみてくださいね。
定休日:火曜日
料金:大人800円/小人400円
③さとの湯(駅舎温泉 ふれあいの湯)
三つ目は、外湯の中で一番新しいさとの湯です。
駅舎温泉というだけあり、城崎温泉駅のすぐ隣にあり、電車の待ち時間にひとっ風呂ということも出来ちゃいますよ。
外観から想像がつかないエキゾチックな雰囲気、ハーブの香り、訪れた人を不思議な空間へ誘います。
洋風風呂・和風風呂・サウナに、アロマの香りがする温浴室など設備がとても充実しているので大満足できること間違いなし。
ここは、営業時間や料金が他と異なるので気をつけましょう。
営業時間:13時~21時
定休日:月曜日
料金:大人900円/小人450円
④一の湯(合格祈願/交通安全/開運招福の湯)
2軒め行くぜ!
1日券買ったから貧乏性やし…#でかい人温泉巡り
一の湯@城崎温泉にて pic.twitter.com/w3dJJex4pw— でかい人 (@dekadrum) May 20, 2023
四つ目は、合格祈願・交通安全、開運招福の湯と呼ばれている一の湯です。
城崎温泉の象徴ともいわれ、城崎温泉街のほぼ中央に位置しています。
一の湯の名物の洞窟風呂は、裏山の天然の岩を利用して作られておりとても立派でしたよ。
観光客にも人気のお風呂の1つなので訪れたらぜひ行ってほしいですね。
ちなみに家族風呂もあります。
小人の年齢制限や家族である身分証が必要など手間がかかるのであまりおススメはしません。
定休日:水曜日
料金:大人800円/小人400円
⑤まんだら湯(商売繁盛/五穀豊穣/一生一願の湯)
五つ目は、商売繁盛・五穀豊穣、一生一願の湯と呼ばれるまんだら湯です。
仏縁にちなんだ個性的な寺院風の建物が特徴的です。
約1300年前、城崎温泉にある温泉寺の開祖の僧侶が1000日間お祈りをしたことによって湧き出たのがまんだらの湯だそう。
露天にある陶器製の桶風呂が人気です。
私自身もこの桶風呂に入り、裏山の景色を眺めながら入力するのが好きです。
こじんまりとしていて私の友人は一番好きっていう人もいましたよ。
定休日:水曜日
料金:大人800円/子供400円
⑥地蔵湯(家内安全/水子供養/衆生救いの湯)
城崎温泉外湯めぐり⑥地蔵湯
朝食の後は再び外湯めぐりへ。
地蔵湯の大浴場はタイルを基調としており、かなり熱めのお湯だった。天井付近の窓から朝日が差し込み、朝の清々しさが感じられた。
2階の家族風呂や休憩所には立ち寄れなかったので、再訪したい。#咲き誇れ幾千の幸福の予感よ2023 pic.twitter.com/fA7uLAltXw— リボ核酸 (@typeRr_RNA) March 6, 2023
六つ目は、家内安全・水子供養、衆生救いの湯と呼ばれる地蔵湯です。
源泉から地蔵尊がでたという伝説が名前の由来になっており、地蔵尊が奉っています。
ここは、外湯で唯一の子供風呂があります。
また、2階に家族風呂や畳の広い休憩所があるので、子供連れなどの家族におススメでしょう。
ちなみに、露天風呂はないので注意しましょうね。
定休日:金曜日
料金:大人800円/子供400円
⑦柳湯(家内安全/水子供養/衆生救いの湯)
七つ目は、子授安産、子授けの湯と呼ばれる柳湯です。
こぢんまりとした外観通り小さい外湯ですが、コンパクトながらも人気です。
木のぬくもりを感じられる浴室に浴槽が一つととてもシンプルですが、浴槽は深くて熱いという他の外湯にない特徴があるんですよ。
ちなみに小さな子供であれば頭まで浸かってしまうほどの深さなので、知らないとびっくりしてしまいますのでご注意を!
個人的には、熱さにびっくりしましたけどね。
皆さんが思っている以上に熱いので覚えておいてくださいね。
定休日:木曜日
料金:大人800円/子供400円
城崎温泉の外湯めぐりのやり方!効率の良い回り方とは?
外湯めぐりの効率の良い回り方をご紹介していきますね。
宿泊される方は下記のことを参考にしてみると効率よく回れるかもしれません。
- チェックイン後、宿泊先から1番遠い温泉とその周辺の温泉へ行く
- 宿周辺とお土産は夕食後に
夕食後はお腹いっぱいで遠くへは面倒くさいとなってしまいがちではないでしょうか。
チェックイン後、身軽なうちに散歩がてら遠い外湯へ行くことをおススメします。
ちなみに、城崎温泉街のお土産屋さんは夜遅くまで営業している店も多いので夕食後でも十分楽しむことが出来ますよ。
しかし、お店によっては閉まっていることもあるかもしれないので絶対入りたいというお店には入っておいた方が良いです。
日帰りの場合は、端から端まで14分ほどなので、一番遠い端から順番(鴻の湯→まんだら湯→御所の湯→一の湯→柳湯→地蔵湯→さとの湯)に入るのが最も効率良さそうです!
そんな外湯めぐりですが、全部回ろうとすると、どれぐらい所要時間がかかるのでしょうか?
以下の記事で、前述したマナーや必要な持ち物に関してもより詳しく解説していますのでぜひご覧下さい♪
>>城崎温泉の外湯めぐり所要時間は?マナーやタオルなど必要な持ち物も解説!
また、7つもある外湯を「全て回るのは無理!」「そんな時間がない!」という方もいらっしゃると思います。
そういった方のために、当ブログでは10代~70代の男女200人にアンケートを実施し、どこの外湯がおすすめか調査してランキング付けしました!
それぞれの外湯の魅力や口コミについても詳しく紹介していますので以下の記事を参考にしてください!
>>城崎温泉の外湯ランキング2024!時間が無い時に外湯めぐりするならどこに行くべき?
城崎温泉の外湯めぐりの混雑状況の確認方法は?
城崎温泉の外湯めぐりの混雑状況の確認方法はあるのでしょうか。
結論からお伝えするとあります!
城崎温泉は、各外湯の混雑状況がホームページでリアルタイムでわかるようになっています。
すごく便利ですよね。
私自身も実際に訪れた時、利用しましたが見やすいですしどこが空いているかなどリアルタイムでわかるのでとても助かりましたよ。
ぜひ外湯めぐりされる方はこちらを事前にスマートフォンに準備しておくことをおススメします。
活用してみてくださいね。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
城崎温泉の7つの外湯の魅力が分かっていただけたのではないでしょうか。
記事をまとめると次の通りです。
- 城崎温泉には7つの外湯がある
- ベストシーズンは春と秋
- 厳格なルールはないが入浴マナーを守る
- 日帰りの場合、必ずバスタオルやフェイスタオルを持参
- 宿泊先から遠い順に温泉へ行き、宿周辺は夕食後に
- 外湯の混雑状況がリアルタイムでわかる
ぜひ城崎温泉を訪れた時は外湯めぐりを楽しまれてはいかがでしょうか?
自分だけのお気に入りの外湯をぜひ見つけてみてくださいね。
城崎温泉の外湯めぐりやり方は?効率の良い回り方やルールを解説!をご覧いただきありがとうございます。